子育てのコツ
子育てのコツ
- 自分の中に入り込んでいるルールを知ること
自分では、よく考えた上で子育てをしているように思っていても、
実は、子供の頃から無意識に親や周囲の大人から植えつけられた価値観で
ものごとを判断して、子育て(しつけ)しているということがよくあります。
自分の中にどんなルールが根付いているか、
普段からよくよく気をつけて自分の中を探ってみてください。
なにか不自由なルールがみつかったなら、書き出すといいです。
自分が小さいうちから疑いもせず従っていたルールが正しいとは限りません。
そのルールで自分の子が、窮屈な思いをしたり、
ゆがんだ価値観になっていることもあるかもしれません。
また、なにか不都合なルールが入り込んえいることに気がついたとしても、
それを仕込んだと思われる親を恨まないように。
親もまた、子どもの頃から知らないうちに同じルールが植えつけられている可能性が大きいですし、自分を育ててくれたときの時代背景などもあり、親自身がその時のベストと思われる子育てを選択しているものです。
親から受け継いでいるものを世代間連鎖といいますが、
もしあまりよくない、子供には伝えたくないと思うルールがあるようでしたら、自分の代で断ち切りましょう。
かなり意識しないと難しいとは思いますが、まずは自分の言動を観察して、
これはどんな考え方のルールから来ているのかに気づくこと。
そしてよくないルールは、子に伝えない。
そう意識するだけで、随分と変わってくるはずです。