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アスペルガー息子の療育記録

薬を飲み始めて1か月

薬を飲み始めて1か月

発達障害の薬は、根本治療ではないものの、症状を緩和し、落ち着いた状態に導いてくれる目的で利用します。

とにかく、切れやすい性質を持つ息子には、まず学校で落ち着いて過ごせるようにすることが優先ですが、周囲の対応などの環境だけでは、ささいなことで、怒り出して興奮するため十分落ち着くことはできず、薬を使うことが有効ではないかという考えに徐々になっていました。

いざ飲み始めるとなると、毎日飲み続けなくてはなりませんし、年単位で飲み続ける覚悟が必要です。
簡単に一時期だけ飲むというわけにはいかないようです。

薬と体質の相性というのは、かなり個人差があるようで、飲み始めて体が馴染むまでに2週間様子を見て、効果がない・副作用が出るなど、本人にとって都合がよくないようなら、別の薬に変えていき、ぴったりくる薬を探すということがよくあるように聞いています。

また、本人が自らの意思で薬を飲むというのも、効果的に利用するには重要だそうです。
保健室常連の息子の場合、保険室に置いてある本を片っ端から読んでいたため、薬についての本やら、麻薬についての本で、副作用や、中毒症状について知識が豊富でした。「絶対に飲みたくない!」と極端な印象を持っていたようです。
(これには、母としての私の方針も刷り込まれているようです。・・・とにかく、薬に頼らない、基本的には自然治癒で治方針でこれまできたことが、少なからず影響しています)。

それでも、6月頃に、病院で薬を勧められ、「HEROくんが楽になる薬があるんだよ」と、情報だけは耳にいれておきました。
この手の子は、予備知識として頭に入れておくと、何かの拍子に腑に落ちたりして、さも自分で考えて決めたかのように、突然態度がころっと変わったりするので、すぐに効果がなくても、情報を耳に入れておくことは、重要なことです)。

8月、お盆の連休中に家族旅行に行きましたが、乗り物酔いの強い息子は、子供用の酔い止め薬を舐めました。飴みたいなものなので、喜んで舐めてましたが、かなり具合の悪くなる新幹線にも酔うことがなく、快適に過ごせました。

同じ薬でも、酔い止めのような役に立つ薬があるのを体験していたところで、「酔い止めの薬と同じで、HEROくんが普段、もっと楽に落ち着いて過ごせるようになる薬もあるんだよ。そうすれば、いつも人にイチャモンをつけなくてもよくなるかもしれないよ。」と伝えました。

その時は、納得する様子もなくそのままでしたが、1週間をすぎて療育センターへ行ったその日の晩、何を思ったか突然「イチャモンつけなくなる薬が飲みたい・・・」と言い出したのです。

お盆の旅行の時からとても不安定な精神状態に陥っていた息子は、毎日気持ちが荒れていました。私とも日々衝突し、息子なりに辛かったのか、これではいかんと思ったかは知りませんが、本当に突然言い出したのです。

まだ、薬を使うことには、不安と迷いがあった私でしたが、本人が言い出したということは、よい機会だし、このチャンスを逃してはいけないと、翌日すぐに療育センターに連絡し、再度専門医との面談を取り付けました。

処方された薬はリスパダール1%細粒
1日1回 夜(夕食後か寝る前)0.03g 飲むことになりました。

口の中での操作が下手で、錠剤を飲むことはできない息子が、粉薬も飲みにくいかもしれないと心配しましたが、らくらくクリア。
最初は、母に薬を口に入れてもらっていましたが、今では、自分で薬包の封を切り、水と一緒に口に入れ、飲み込んでいます。

新学期直前(8月29日)から薬を飲み始めたました。
昨年は2学期から悪夢のような荒れ方を始めたので、今年はどうかとビクビクしていましたが、薬の助けもあったのか、学校に行きたくないとはほとんど言わずに登校できています。

1ヶ月を過ぎてみて、相変わらず、わけのわからないところで、突然怒り出したりはするのですが、起こり方のトーンが下がり、怒っても怒りが継続する時間が短くなったように感じます。

また、担任の話によると、学校では、課題に集中して取り組める頻度が上がったようで、絶対最後まで解けなかったようなドリルを最後までやりとげたり、先生の注意や説明を怒りだして聞かなかったのが、急に受け入れるようになったりすることが多くなり、変化が見られます。

何より変わったのは、学校から帰る支度をする際に、どうしてもグズグズして、一緒に帰る皆を待たせていたのが、パッと支度をしてあっという間に教室を出て行くようになったことだそうです。

同じ薬を飲み続けていても、波があるようですので、今後も注意深く様子を観察していこうと思います。

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