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アスペルガー息子の療育記録

毎日分団登校するために

毎日分団登校するために

昨日の分団登校に続き、今日も遅刻せずに集合時間に間に合い、
班のみなと一緒に登校することができました。

本人に余裕がないと、分団登校は無理なので、
いかに朝の機嫌を損ねずにしたくがスムーズにいくかどうかにかかっています。

そのための準備としては、いろいろとあると思いますが、

大きな要素としては、

◆本人の体調がよいこと
(身体的な不快感が極力感じないように注意すること)

◆時間に余裕があること
(余裕をもって、起床、身支度、食事をすませること)

の二つだと思います。

我が家で息子の体調に対して特に注意していることは、

基本的なことですが、

・生活リズムを崩さない
・食事に気を付ける
・睡眠を十分にとる

などです。

これに加えて、

・運動を十分にする

というのも必要だと思いますが、
我が家では、親子ともに運動する習慣があまりないインドア派なので、
この点はきちんと取り組んでいません。
(これからの課題です。)

【生活リズム】
食事をする時間、勉強する時間、TVを見る時間、遊ぶ時間、入浴する時間など
一定していないと、日々のリズムをとることは難しいです。

なので、週末は、平日とリズムがずれがちなため、
週明けの月曜日に調子が悪くなるのではないかと思います。

【食事】
栄養バランスについては、
この手の子どもは、偏食があるのが前提です。
どうしてもバランスを崩しがちなのはわかっています。
そこで、我が家ではサプリメントを利用しています。

→ 昨年の2学期に登校しぶりがはじまってひどかった際、
サプリメントをとりはじめたところ、わりと早く調子を回復し、
1か月ほどでいったん落ち着きました。
身体の調子が整うだけでも、ぐっと気分がよくなるのでしょう。
あまりに急に改善したので、小学校の教頭先生が、
「なにか、魔法でもつかいましたか?」と聞いたくらいです。

また、一般的な食べ物については、
なにかと敏感な体質であるこの手の子供たちは、
アレルギーがあることが多く、
身体に合わない食べ物を摂りすぎてしまうと、
なんだかどこか調子が悪くなり、
気分が落ち着かなくなったり悪くなりがちなようです。

息子は、小さい時から、食物アレルギーがありますので、
今でも牛乳は飲みません。
小麦粉をつかった食品もなるべく多量に食べないように注意しています。
(自閉症は、ミルクのカゼインの除去と、小麦グルテンの除去で
改善するという説があります。)

冬になると、日本の気候は乾燥しがちですが、
最近になって、息子は体幹部がかゆいと言って、かきむしっています。
こうなると、気になって仕方ないらしく、
イライラして一気に調子を崩してしまいます。
肌の乾燥には、小麦が大いに関連しているそうで、
アレルギー専門の栄養士からは、
冬場には小麦を減らすように指示されています。

【睡眠】
発達障害の有無にかかわらず、すべての人に言えると思いますが、
十分な睡眠をとっていないと、脳と身体の調整をすることは難しいです。
睡眠を十分にとっているかどうかは、気分と体調に著しく影響を及ぼします。

息子はなかなか寝ようとせず、夜更かしになることが多いので、
前の晩の持って行き方が重要になってきます。

今のところ、息子は10時前後に寝て、朝7時すぎに起きています。

もう少し、早寝早起きにしたいところですが、
うまく誘導することが難しく、毎日手間取っています。
睡眠

以上のようなことも含め、そのほかにも
気をつけなくてはならなない事項が多すぎるので、
日々、バランスをとるのはたいへんです。

息子が赤ん坊のときから食物アレルギーで除去食を経験してきたことと共通し、
根本的には治療することができないものの、
小さな積み重ねが、ゆっくりでも状態を改善していくために重要なことです。

アレルギーは、自分の体の特徴をとらえ、
自分にあった食べ物とどうつきあっていくか、コツをつかむことが重要ですが、

発達障害も同様に、
特性をとらえて、本人や周囲の人間がうまくその特性と
付き合うコツがわかってくると、
よい方向に生活していくことができるのかなと感じています。

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