広汎性発達障害, アスペルガー, ADHD, LD, 療育, 教育, 登校しぶり,名古屋

アスペルガー息子の療育記録

トークン利用で、ぐんと成長!

トークン利用で、ぐんと成長!

昨年末の悩みの大きなところは、

毎日ルーチンのしたくが進まない ことと、
ゲームをやりだしたら止まらない ことでした。

朝と晩の身支度は、
毎日同じことを繰り返しているのに、
自分ひとりでは、何をしたらよいか
なかなか身につかないHEROくん

母がひとつひとつ指示します。

「きがえした?」
と指示し、あまりの動かなさに
しびれを切らして、
強引に手伝って着替えさせたり、

「じゃあ、次は歯磨きだね~!?」
と指示をしていると、

たまに、
「ウ~!やろうと思っていたのに~! もうやらない!」

と怒り出すパターンが日常で、どうしようかと困っていました。

そこで、

日常の当たり前のことでも、
出来たらシールでポイントをつけることにしてみました。

シール10個で、カード1枚が満杯になり、
シールが溜まったカードは、
選択肢の中から、自分の好きなことができるようにしました。

選択肢は以下のとおり。

  • 動画を30分見る
  • インターネットを30分利用する
  • ゲームを30分する
  • 100円と交換する

すると、
自分が何をしたらよいか、
指示されても怒らなくなり、

これまで、
指示されてもぐずぐずして時間ばかり
過ぎていたのに、すぐ行動に移すようになったのです。

また、ペナルティーとしては、
シールをはく奪されることは、
死ぬほど嫌がるので、
逆に、1枚のカードを埋めるために、
追加のシールが必要となるようにしました。

たとえば、
ゲーム時間は、
30分以内におさめたら、
ごほうびにシール1枚あげるけれど、
逆に、35分を越えたら、
5分過ぎるごとに必要シールが2枚づつ追加される。

というルールにしたところ、
ゲームを時間内におさめようとするように
なりました。

さすがは、超、キャッシュなアスペっこ!

自分が得することは、逃しません。

性質をうまく利用すると母の労力が
大幅に削減されます。

新しく身に着けさせたいこと、
とくに重点的にやってほしいことは、
シールの枚数でポイントUPして強化すれば、
がんばってやってくれます。

習慣化すれば、しめたものですから、
みはからって、シール枚数を通常に戻します。

昨年12月からこの方法を取り入れたことで、
母が口うるさく言うことが激減し、
家のお手伝いができるようになってきました。

たとえば、今のお手伝いは、

  • せんたくものたたみ
  • 食事後の後片付けと台ふき
  • 風呂掃除
  • 布団敷き
    などです。

定型発達の子でも、
ある程度の年齢までは、
効果があると思われます。

お子さんが、
「言ってもなかなか動かないのよね~」
ということがあるのなら、
一度、ぜひ、お試しください。

    コメント



    認証コード9702

    コメントは管理者の承認後に表示されます。

    powered by Quick Homepage Maker 4.91
    based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

    最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional